地域貢献

「第5回 全国きものファンの集い」をモナコ公国で開催しました!

きものパーティーを開催したモナコのオテル・エルミタージュで


「全国きものファンの集い」は、日本きものシステム協同組合(JKS)が“きもの姿で最高の感動体験”をプロデュースし、 世界中にきもの文化をアピールするべく、毎年さまざまな地で開催している一大イベントです。

コート・ダジュールの海岸線に、緩やかな弧を描くモナコ公国。
グレース・ケリー、F1モナコグランプリ、カジノなどで知られるように「超一流」の芸術やエンターテインメントを求めて、 世界中のセレブが集まる社交の地です。
このモナコが、JKS主催「全国きものファンの集い」の舞台となりました。


訪れたのは、2017年11月15日「きものの日」を含む3日間。
吸い込まれそうに青く、高いモンテカルロの空。
穏やかな海には数多のクルーザーが停泊し、豪華客船もこの好き日を楽しむかのごとく、ゆったりと入港しました。

きものパーティーの会場は、モナコの5つ星ホテル「オテル・エルミタージュ」。
ベル・エポックの優雅さと、洗練された美的センスが融合した、格式高いホテルです。
誰もが見惚れるロビー天井は、エッフェル塔を手掛けたギュスターヴ・エッフェルの意匠。
自然光がやわらかに降り注ぎ、麗しき時代の面影を演出しています。

中でもアール・デコ装飾が美しいサロン・エクセルシオールで、パーティーを行いました。
日本の美が凝縮されたきもの姿の65名がサロンを埋めつくすと、壮麗なアーキテクチャーにやわらかな和の色合いが映え、ひときわ品格を帯びた空間になりました。

駆けつけてくださった駐日モナコ公国大使パトリック・メドゥサン閣下による温かな歓迎を受け、きものパーティーが開宴。
オペラ座で活躍する弦楽トリオによる映画音楽に耳を傾けながら、一同はおいしい食事やワインを楽しみました。
参加者同士できもの談義を交わしたり、メドゥサン閣下との交流を楽しんだり、お気に入りのきもの姿で、しかもこのモナコの地で、 忘れられない特別な時間を過ごすことができました。


また今回、一行はグレース・ケリーが望んでこの地に造られた日本庭園、妃が眠るモナコ大聖堂(カテドラル)等を巡り、散策も存分に楽しみました。
日本庭園は、モナコの高層ビル群を借景に、灯籠や太鼓橋、東屋といった日本でお馴染みの風景が。
遠い異国にて、新鮮な気持ちで庭園を愛でる時間が、あらためて日本の良さを教えてくれます。

隣国のフランス・ニースでの滞在を経て、日本からの長旅を楽しんだ5日間。 行く先々での出会いや厚遇に、恵まれた日々でもありました。
そして、きものをまとって世界に飛び出すことで周囲に与える強いインプレッションを感じ取ることができたと思います。


きものという文化に対する誇り、そして感動が、地中海の紺碧の海のように色濃く、深く、皆の心に刻まれたことでしょう。

2017年11月 日本きものシステム協同組合

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